保育園における保育の基本は、養護に支えられた教育を行うとともに、子どもたちにとって安心して生活できる場であることです。当園では、基本的生活習慣を自ら行えるような環境を準備し、安心して生活できる場として保護者と共に、子どもたちの24時間の生活を支えます。また、安心して生活できる場から、自らしたいことを選び、主体的に考えて行動し、相互のかかわりの中から、一人ひとりの園児が幼児期にふさわしい体験や活動が得られるような環境を整えていきます。
- 縦割りではない異年齢交流保育。子どもと子ども、子どもと大人、子ども同士が見て学ぶことと、子ども同士の関わりを大切にした保育
- 子ども一人ひとりの発達を見守り、一人ひとりの意欲・心情を大切にした保育
- 子ども自ら関わって遊べる環境や主体的に活動できる生活空間『ゾーン』を設置し、子どもたちがしたい遊びを選択して遊べる保育
- 保育士それぞれの個性を活かし、チームで子どもへ関わる保育
給食と食生活
人が生きることには食べることが欠かせません。
食べることは生きることそのものです。
食べることが大切で楽しいものであることを伝えていきます。
子どもたちに給食の食材等に関心を持ち、食べ物への興味を育てる取り組みを行っています。毎年、赤村の大根畑で大根掘りを体験し、食べ物の生育を知り、田園を走り回って自然を楽しみます。また、「今日の給食の食材」を展示し調理前の状態が分かるようにしています。冬には園庭で育てたサツマイモの収穫し、焼き芋を楽しみます。
ランチルームでは3・4・5歳の子どもたちみんな一緒にランチルームのすぐ隣の給食室の調理風景を見ながら給食を待ちます。
野菜を切る音、お魚の焼ける匂い、五感をフル稼働して「いただきます。」の瞬間を待ちます。自分の食べたい量を自分で決めることのできる簡易バイキング方式。子どもたちは明るい雰囲気の中で、お友だちと一緒に食べることを楽しみ、食の大切さを学びます。